Zoomの使い方(3/3)

【初心者向け】
オンラインミーティングサービス「Zoom」の簡単設定方法

まず、Zoomには無料・有料の各種利用プランがあります。
基本的に本ブログでは無料で使える範囲をご説明いたします。

今回は「Zoomのミーティングルームの操作方法」編として、
実際にミーティング中に使うと便利な機能を簡単にご説明いたします。

Zoomのミーティングルームの操作方法編

1.事前に必要なもの

インターネットに接続できるパソコン、メールアドレス
Webカメラ、マイク(パソコンに付帯していればOK、無ければ別途ご用意)

2.操作方法の説明手順(ざっくり)
  1. ミーティングルームのアイコンの説明
  2. バーチャル背景の設定
  3. Zoomおすすめ設定と注意点

ミーティングルームのアイコン説明

Zoomミーティング画面は下記になります。
画面下側に操作用のメニューが設置されています。

ミーティング情報

ミーティング情報をクリックすると下記画面が表示されます。
ミーティング情報からも「ミーティングID」「パスコード」「招待リンクのURL」を確認することが出来ます。


マイク設定

マイクのアイコンをクリックすることで、マイクの「ON」・「OFF」の変更が可能です。
マイクONの場合は、発信する音声の音量に合わせて緑色のゲージが動きます。


ビデオ設定

ビデオのアイコンをクリックすることで、ビデオの「ON」・「OFF」の設定が可能です。
ビデオONの状態では画面に自分が写りますが、ビデオOFFの状態では「登録した名前」が表示されまます。


セキュリティ設定

セキュリティのアイコンをクリックすることで、ミーティングの簡易設定が可能です。
特にミーティングのロックは、ロックすることで追加で参加者が入ってくることが防止できます。
また、参加者に対して操作の権限がかけられる為、TPOに合わせて運用しやすいルーム設定が可能です。


参加者設定

参加者のアイコンをクリックすることで、画面右側に「参加者用」のエリアが追加され、
参加者の招待や確認が可能です。
また、参加者に対しての入室時の設定やマイクの制限(ミュート)などがかけられます。


チャット機能

チャットのアイコンをクリックすることで、画面右側に「チャット用」のエリアが追加され、
ミーティングルーム内でのチャットが可能です。
チャットは「個別」「全体」「特定の複数人」に送付する設定が可能です。
また、参加者に対してもチャットの機能を制限することも可能です。


補足

「参加者」と「チャット」の両方を有効にする場合、
画面右スペースは下記画像のように2分割されます。


画面共有機能

画面共有のアイコンをクリックすることで、自分の画面を相手に共有して表示する事が可能です。
パターンとしては主に「自分のパソコン画面に表示されている画面自体」か「自分が見せたいソフトの表示画面のみ」を相手に見てもらうために画面共有の活用することが多いです。

下記画像の様に、画面共有アイコンをクリックすると、上段に自分のパソコン画面の共有の選択があり、下部に画面を共有できるソフトのみの表示がされます。
選択後に「共有」のボタンをクリックしたら相手側のパソコン画面に表示され、画面共有が可能です。

※ ソフトのみを共有したい場合は、「画面共有アイコンをクリック」前に、
  事前に自分のパソコン側でソフトを起動しておく必要があります。

自分がイラストレーターのソフトのみを相手に共有した場合は、下記の様に画面が変わります。
(共有中でもイラストレーターの操作は可能です)
画面共有を止めたい場合は、「共有の停止」をクリックすることで画面共有が終了されます。

補足

パソコン画面自体を共有する場合は下記画面で相手側に表示されます。
(これは、相手側が自分に対してパソコンの画面を共有している状態です)

起動しているソフトのみを相手に共有している状態の場合は下記画面になります。
(自分が相手に画面共有している側で、イラストレーターのみを選択している状態)


レコーディング機能

レコーディングのアイコンをクリックすることで、ミーティング画面の録画が可能です。
会議のログを残したい場合や、Youtubeなどで配信したい場合などは録画機能を使用すると便利です。

上記画像の様に、レコーディングアイコンが無かった場合は、
下記画像にある「詳細」⇒「このコンピューターにレコーディング」をクリックすることでレコーディングをすることが可能です。
(次回以降は、レコーディングアイコンが初期画面に表示される形になるかと思います)

補足

レコーディングしたデータは、ミーティングを終了した際に、録画データに変換されます。
ミーティング終了時に下記「ミーティングレコーディングを変換」画面が表示されます。

変換された録画データは「保存先の設定変更をしていない場合」、
マイドキュメントフォルダ内の「Zoomフォルダ」に格納されています。

録画されたデータは、「動画のみ」「音声のみ」「動画と音声」に分けられています。
基本的には「動画と音声」が入っている「MP4」のデータをご参照下さい。


スタンプ機能

反応のアイコンをクリックすることで、任意のスタンプを一定時間表示させることが可能です。
アイコンの一覧が表示され、一覧のアイコンをクリックすることで、自分の画面の左上にアイコンが表示されます。
※ 複数人のミーティングの際にTPOに応じて簡単な確認を取りたい場合などに、
  チャット機能を使用するよりタイムリーにミーティングの進行が出来る様になります。


終了ボタン

終了ボタンをクリックすると、下記画像のように2パターンの終了方法があります。

・「全員に対してミーティングを終了」の場合、ミーティングルーム自体が終了されますので、
  全員がミーティングを終了することが出来ます(自分が主催者側の場合)。

・「ミーティングを退出」の場合は、自分だけがミーティングルームから退出する為、
  ミーティングルーム自体は残り、残った参加者は継続してミーティングが可能です。


バーチャル背景の設定方法

リモートワーク中に家からのZoomミーティングを行う際に、後ろにカメラに移って欲しくないものがある際や、オンライン飲み会のネタとしてバーチャル背景を使用することが出来ます。

設定方法としては、
ビデオアイコンの右にあるプルダウン部分をクリック後、バーチャル背景を選択をクリックします。

すると下記画面に遷移します。
「背景とフィルター」から、任意のバーチャル背景を選択します。
初期状態でも数種類の背景がありますが、オリジナルにすることも可能です(今回は割愛します)。


Zoomその他設定と注意点

ここまででは、Zoomの説明上の画面からでの設定項目を簡単にご紹介いたしました。
最後に流れ上で説明していない部分を少しご紹介いたします。

その他設定について

その他に設定を変更したい場合は、「サインイン後の画面からの設定」と「Zoomサイト内でのマイ設定」から主に変更することが出来ます。

「さらに設定を表示」をクリックすると、Zoomサイトのマイ設定画面に遷移します。

今回は初心者様向けの解説のため、割愛致します。


Zoomの利用についての注意点 (個人的な項目)

・無料版は複数人ミーティングを行う際は、上限40分になります。
・ビデオを使用する場合は、背景に注意する(写ったらまずいものが無いように)。
 離席時や待機時にZoomを起動したまま放置する際、カメラ起動中であることを忘れないこと。
・画面共有をする際は、デスクトップ上の情報などが見られてしまう可能性があるので、
 個人情報関係やその他、重要な情報が表示されていないことを確認した上で行う。
・レコーディングする際は、トラブル防止で相手側に許可を取った上で行う。


以上で、Zoomのミーティングルームの「操作方法」が完了になります。

最後までご覧いただきありがとうございます。
分かり難い説明の箇所やZoomの仕様が変更されている箇所も多いかもしれませんが、
何かの参考になりましたら幸いです。

リモートワークや新しい生活様式の中で暮らしを便利にするためにも、
ご興味がありましたらZoomを一度活用してみて下さい。

Zoomの使い方 (1/3) ⇒ Zoomアプリのインストール方法とアカウント作成方法
Zoomの使い方 (2/3) ⇒ ミーティングルームの「参加方法」と「招待方法」